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日本補綴歯科学会について
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理事長からの挨拶

補綴歯科の挑戦と進化
2018年7月
公益社団法人
日本補綴歯科学会
理事長 市川 哲雄

この度2017年―2018年期の理事長を拝命して1年が立ちます.今期は「歯科の基盤を支え,創る補綴の矜持」を掲げ,伝統ある日本補綴歯科学会の長年の活動を汚さないように,そして将来に向かって挑戦と進化をすることを念頭に事業を遂行してきました.
この度2018年のインパクトファクター(IF)が発表され,本会の英文雑誌Journal of Prosthodontic ResearchのIFは3.303で,専門分野の国際誌としては一流の数値を示すものになっており,アカデミアとしての勲章でもあります.また本年度の診療報酬改訂でも本学会の提案書が数多く採択されております.
一方,会員および財務状況は必ずしも楽観を許さない状況ですし,歯科を取り巻く社会情勢も大きく変化しようとしており,より補綴歯科の価値を高め,会員の学術活動,臨床活動の支援が充実できるように学会活動を進めていかなければなりません.
学術活動では,成功裡に終わったプロソ‘17,第127回岡山大会でしたが,すぐにプロソ’18,128回札幌大会の準備を進めております.また臨床研究法に施行に伴う倫理規程,利益相反規程の整備,歯科補綴学の1つの方向性であるSmart Prosthodontic Medicineに関わる新たな学術企画の策定なども行っております.
歯科補綴学用語集の第5版の改訂作業,アウトカムベースによる歯科補綴学の教育基準の改訂作業,感染対策を含め各種ガイドラインの改訂および策定作業,財務,規程,事務局の整備などの学会運営の基盤的活動も鋭意進めております.
専門医制度については,歯科専門医機構が新たに設立され,歯科の専門医のあり方も大きく変わろうとしております.ADAでも認められている補綴歯科専門医を,是非とも広告開示ができ,歯科専門医機構でも認定される専門医となるよう最大限の努力を払いたいと思っております.あわせて,総会で報告させていただいたとおり認定医,修練医という制度を構築し,専門医へのキャリアパスも明確にしていくことを考えております.
さらには,高齢者,要介護高齢者に伴って,補綴と栄養との連携,健康を高める補綴の価値の構築などの研究や連携も推進していきたいと考えております.
理事長就任にあたって用意させていただいた4つの言葉「歯科の基盤を支え,創る補綴の矜持」Innovation &Traditional,Global & Regional,Macro & Microの考えを少しでも実現できるように残り1年間の学会運営を進めていきたいと思っております.引き続き会員の皆様のご忌憚のない意見とご支援,ご協力をお願いいたします.