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お知らせ

(社)日本補綴歯科学会
歯科補綴ウインタースクール 淡路2009のお知らせ

テーマ「顎口腔を“はかる”」

(社)日本補綴歯科学会は、これまで「学会の指導的立場の会員、さまざまな現場で実質的な活動を担っている中堅会員、そして未来を担う若手会員が、胸襟を開いて一同に交流する場を持ち、価値観を共有して科学を進めること」を目的としたスクールを開催してきました(2007鳴門、2008別府)。このたび、関西支部と中国四国支部は、「顎口腔を“はかる”」をテーマとして、ウインタースクール淡路2009を開催いたします。今回は、補綴学会の伝統であります顎口腔の形態・機能の計測学を踏まえ、これからの生命科学に求められるミクロからマクロまでの各次元を包括し統合する“in silico dentistry”の視野を共有することを狙いとしています。また、これまでのスクールのように、膝を交えてのディスカッション、情報交換の場としたいと思います。どうかふるってご参加ください。

主催 (社)日本補綴歯科学会 関西支部(支部長・前田芳信)
主催 (社)日本補綴歯科学会 中国四国支部(支部長・市川哲雄)
共催 大阪大学グローバルCOEプログラム「予測医学基盤構築」

開催日:平成21年11月13日(金)13:30より14日(土)11:30まで
会場:淡路夢舞台国際会議場
会場:(兵庫県淡路市夢舞台1) Tel:0799(74)1020
会費:5,000円(当日会場で徴収いたします)

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(社)日本補綴歯科学会東京支部第13回学術大会
一般口演・専門医ケースプレゼンテーションの演題募集のお知らせ

下記の通り、平成21年度総会ならびに学術大会を開催いたします。また、専門医申請ケースプレゼンテーションを実施致しますので、演題を募集致します。つきましては、会員の皆様にふるってご参加頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

(社)日本歯科補綴学会東京支部 支部長  新谷 明喜
第13回学術大会 大会長 祇園白信仁

開催日:平成21年11月21日(土)
会 場:日本大学理工学部1号館6階CSTホール
会 場:(JR御茶ノ水駅 徒歩3分、日本大学歯学部2号館隣)
内 容:特別講演 浅野紀元 先生(東京都歯科医師会会長)
内 容:『口腔癌の早期発見に向けて』
内 容:特別講演 深水皓三 先生(本学会会員、東京都開業)
内 容:『治療用義歯による総義歯補綴 機能障害の治療とリハビリテーション』
内 容:一般口演発表、専門医申請ポスター発表
参加費:無 料
発表方法:一般口演(PCのみ、単写)
発表方法:専門医申請ケースプレゼンテーション(ポスター発表)
発表方法:※応募者多数の場合は発表形式の変更をお願いすることがあります。

【一般口演演題申請方法】
演題名、発表者名、所属、連絡先(住所・電話番号・FAX番号・E-mailアドレス)をご記入の上、下記メール宛に送信ください。後日、抄録用添付ファイルをお送りします。

【専門医申請ケースプレゼンテーション方法】
専門医申請の旨を明記し、一般口演発表と同様にお申し込みください。なお同時に、 (社)日本補綴歯科学会事務局に専門医ケースプレゼンテーション申請書を請求し、必要事項を記入の上、認定委員会への手続きが必要となります。

演題申込 締切:平成21年9月12日(土)12:00 必着
抄録申込 締切:平成21年10月3日(土)12:00 必着

申込先:〒101-8310 東京都千代田区神田駿河台1-8-13
申込先:日本大学歯学部歯科補綴学教室I講座 内
申込先:大会準備委員長 飯沼利光
申込先:電話:03-3219-8143 FAX:03-3219-8323
申込先:E-mail:hotetsu-tokyo-2009@nc.dent.nihon-u.ac.jp

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『日本補綴歯科學會々誌』および『日本補綴歯科学会雑誌』
掲載論文の著作権委譲のお願い

このたび『日本補綴歯科学会雑誌』およびその前身の『日本補綴歯科學會々誌』が,科学技術振興機構(JST)の「科学技術論文発信・流通促進事業推進委員会」によって「平成20年度電子アーカイブ対象誌」に選定され,1935年の1号まで遡って全てのバックナンバーが電子化されることになりました.つきましては『日本補綴歯科學會々誌』および『日本補綴歯科学会雑誌』掲載の論文についての著作権委譲を確認させて頂きたく,以下にお知らせ申し上げます。

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第118回補綴学会学術大会参加取り止めへの対応について

第118回学術大会に事前登録を済ませた方が大会参加を取り止める場合、下記により返金手続きを行います。

  1. 「自主的参加見合わせによる不参加」に対しては、参加費の返金を行わない。
  2. 「所属機関の自粛命令による不参加」に対しては、「自主的参加見合わせによる不参加」と同じ扱いとする。
  3. 「所属機関の禁止命令による不参加」に対しては、参加費の返金を行う。(書面提出)

上記3.により返金を希望される場合は大会事務局までご連絡ください。

連絡先:
(財)口腔保健協会コンベンション事業部/情報管理部
電話:03-3947-8761
ファックス:03-3947-8873
電子メール:gakkai1@kokuhoken.or.jp

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社団法人 日本補綴歯科学会倫理綱領

 

2008年6月6日制定

社団法人日本補綴歯科学会(以下、本学会)は、歯科補綴学に関する学理およびその応用についての研究発表、知識の交換、会員相互および内外の関連学会との連携協力等を行うことにより、歯科補綴学の進歩普及を図るとともにわが国の学術の発展に寄与し、もって国民の健康福祉の向上に貢献することを目的とする。この目的を実現するための諸活動を行うにあたっては、本学会の会員は以下の倫理綱領を遵守しなければならない。

(社会的責任)
1 本学会会員は、日頃より培った歯科補綴学および補綴歯科治療に関する専門知識や技術を生かし、人類の健康増進ならびに社会福祉の向上に貢献する責任を有する。
(社会的規範・法律の遵守)
2 本学会会員は、補綴歯科治療の公共性を重んじ、医療を通じて社会に奉仕するとともに法律を遵守し、社会に不利益となる事態の発生を未然に防ぐよう努める。
(品位の保持と人格の向上)
3 本学会会員は、品位と信用を重んじ、自らの社会的責任を自覚し、教養を深め、人格を高めるよう努力する。
(生涯学習)
4 本学会会員は、生涯にわたって学習を続ける精神を保ち、常に最新の歯科補綴学および補綴歯科治療の知識と技術の習得に努める。
(患者の利益の尊重)
5 本学会会員は、補綴歯科治療を受ける患者に対して治療内容について十分に説明するとともに、患者の自己決定権を尊重し、患者の利益を最優先しながら最良の補綴歯科治療を安全かつ公平に行う。
(情報公開)
6 本学会会員の携わる研究、臨床、教育ならびに学会活動に関する情報を国民に積極的に公開し、もって国民の歯科補綴学および補綴歯科治療に対する理解を深め、本学会に対する国民の信頼と尊敬が得られるよう努める。
(国際貢献)
7 本学会会員は、世界の医療の現況を鑑み、海外の専門組織と協調し、医療・福祉が十分にて供されていない人々や国々に対して歯科補綴学および補綴歯科臨床の発展を援助し、その向上に貢献する。
(環境整備)
8 本学会会員は、適切な補綴歯科治療の実施のために周辺の医療環境を整備し、医療機器の厳格な管理と適正な利用に努める。また、責任ある研究の実施と不正行為の防止のために、自らの研究を健全に行うに足る環境を整える。
(研究活動)
9 本学会会員は、調査・研究の実施、研究費の使用、および研究成果の発表にあたっては、本学会定款、規程、規則および細則を遵守する。調査・研究データや論文のねつ造、改ざん、盗用、二重投稿などの不正行為を行ってはならない。
(守秘義務)
10 本学会会員は、研究あるいは臨床を通して患者や被験者から知りえた個人情報については、これを厳重に管理し、患者や被験者のプライバシーや人格、人権を侵害することのないよう、最大限の配慮がなされなければならない。
(差別の排除)
11 本学会会員は、研究、臨床、教育、ならびに学会活動において、性別、年齢、社会的地位、経済的状況、身体的・精神的状況、思想、宗教、人種などによって個人を差別せず、公平に対応しなければならない。
(利益相反)
12 本学会会員は、自らの研究、臨床、教育、ならびに学会活動の遂行に際して、直接間接を問わずそれらの遂行に影響を与えることを意図した不当な利益供与を受けてはならない。
(附則)
13 この倫理綱領は、2008年6月6日より施行する。

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症型分類の策定の進捗状況のご報告

 

症型分類については、現在、その信頼性と妥当性を検討するために大規模トライアルの最中です。そのトライアル中の症型分類については、以下からダウンロードできます。興味のある方はご使用いただき,忌憚のないご意見をお願い申し上げます.

  1. トライアルの概要(補綴学会疫学研究プロトコル説明)
  2. 術前診査表
  3. 術前患者質問票
  4. 術後診査表
  5. 術後患者質問票

また、これらをエクセルで入力し、データベース化できるソフトウェア「補綴治療症型分類支援システムα版」を開発しております。症例の管理ソフトとしても有用と考えられます。なお、ご使用にあたり生じた一切の損害(ファイルの破損、漏洩、コンピュータの動作不安等)につきましては、責任を負いかねます。あくまでご利用者個人の責任においてご活用ください。ダウンロードされた方は、以上を承諾されたものといたします。

<セットアップの方法>
当圧縮ファイルを解凍していただくと補綴治療症型分類支援システムの中の20070704納品フォルダに「Setup.wsf」があり、このファイルを実行していただくとセットアップします。
同フォルダ内に「導入方法・運用方法について.txt」を作成しておりますので、必ずご確認をお願いします。

なお、本事業の一部については、厚生労働省科学研究費補助金(医療技術評価総合科学研究事業)歯科医療分野における診療ガイドライン構築に関する総合的研究(主任研究者:石井拓男)の支援を受けています。

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補綴歯科治療過程における感染対策指針

 

近年、医療現場では、グローバル化による新興感染症あるいは再興感染症の拡大、医療の発展による易感染性宿主の増加などさまざまな問題に直面しております。しかしながら、歯科技工物等(印象採得物、模型、咬合採得物、最終補綴装置など)に対する感染予防対策は、直接患者の血液や唾液などの体液に触れるにもかかわらず、印象材の変形、模型表面の劣化、薬剤の残留、金属の腐食、消毒に掛かる経費などの問題から、あまり進んでいないのが現状と思われます。医療機関における、患者から医療従事者への感染、医療従事者から患者への感染、さらに患者交差感染などのリスクを回避するために、われわれは、補綴歯科の治療過程で必要となる歯科技工物や補綴装置、および入院患者や入所者の補綴装置の洗浄に対しても十分な感染予防対策をとる必要に迫られています。すべての医療従事者が感染予防についての正しい知識を持ち、感染を防止する行動を身につけ、かつ、医療機関全体としての組織的な対策が実施されなくてはならないと考えております。

これらのことから、社団法人日本補綴歯科学会は、補綴歯科治療過程における消毒の特殊性を踏まえつつ、一般医療における標準的な感染対策に準拠するような補綴歯科治療過程における感染対策の指針を作成しました。なお、本指針の作成にあたっては、根拠を明らかにするための研究は十分に行われていないのが現状であることから、限りのある根拠と専門家のコンセンサスに基づいた指針としました。もとより、これを最初のものとし、今後科学的な臨床的研究の推進により新しい根拠が生まれる場合は、それらに基づいて本指針は改定されるものであります。さらに、本学会は、補綴歯科治療に関与するすべての歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士等が本指針を参考に感染対策を行うよう啓発していく予定です。

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専門医更新に関する暫定的措置について
会員各位

 この度,学会専門医制度が承認され,それを受けて認定医制度は廃止されました(平成17年8月7日,臨時総会)が、経過措置により,専門医と認定医の2つが存在することになっています。
 しかし、次回の更新は全て専門医としての更新となります。御案内のとおり専門医の更新条件は、前認定のものより厳しくなっております(30単位から40単位ヘ、10単位増加)(専門医制度施行細則第9条、参照)。そのため次回の更新時期が直近に迫っている認定医、専門医の先生で、期日までに条件をクリアーできないケースが予想されます。
 そこで審議会は、そのようなケースへの対応について審議し、以下のような暫定措置を講ずることにしました。

1、18年度内に更新時期を迎える認定医は、その更新を1年間猶予する。
以上
平成18年7月28日
社団法人日本補綴歯科学会
認定審議会委員長 古屋良一
 
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ノンクラスプデンチャーに関する現時点における
(社)日本補綴歯科学会としての見解

 
 先般、(社)日本歯科医師会より、「鉤を有しない部分床義歯(いわゆるノンクラスプデンチャー)について鉤を有する部分床義歯と比較した場合におい て、歯科医学的な見地から、どのような有効性等を有するか。」という問い合わせがあり、本学会としての現時点での見解を以下のように回答しましたので ご報告致します。

 部分床義歯の安定には支持、把持、維持の3要素が不可欠であり、これらは支台装置および義歯床によって確保される。残存組織の保全に不可欠なこれら 3要素の中で最も重要なものは支持である。 通常これは、支台歯に形成されたレストシートに適合する義歯側の金属製のレストと顎堤粘膜へ適合した義歯床 により構成されている。

 「鉤を有しない部分床義歯(いわゆるノンクラスプデンチャー)」には、この「支持」に関し、あるものは外見上の理由から金属製のレストを含む支台装 置を割愛し、支持のほとんどを義歯床に依存している。ここが大きな問題である。なお、この種の設計は歴史的に見てもほとんど稀な考え方であるが、教科 書的に記載されているものには、残存歯により上下顎間の咬合支持が保持されている前歯欠損の症例に対する硬質のレジン床を用いた「いわゆるスプーンデ ンチャー」がある。

 現下問題とされているのは、このような硬質のレジン床を用いず、軟質の義歯床材料で、しかも咬合支持の存在に配慮せずに、外観の回復という点のみか ら欠損歯列患者に対し喧伝されているいくつかの種類のものである。

 これらの「いわゆるノンクラスプデンチャー」については現在(社)日本補綴歯科学会の中にワーキンググループを立ち上げ、日本歯科理工学会と協同し て適応に関するコンセンサスを求めているところである。

 いわゆるノンクラスプデンチャーについては外観の回復についての有効性という光の部分と、適応をあやまった場合に生ずる顎堤の異常吸収、支台歯の移 動という重大な障害を惹起するという影の部分があり、その適応については今後のさらなる科学的な検証が必要である。

 

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The 2003 Annual Scientific Meeting of the Korean Academy of Prosthodontics and 1st Joint Academic Meeting with Japan Prosthodontic Society

 

1回 大韓補綴学会-日本補綴歯科学会共催学術大会開催される


広報委員会委員長 冲本公繪

 第29代日本補綴歯科学会長の川添先生のもと,平成14年11月28日に本学会と韓国歯科補綴学会の学術交流が締結されたことをもとに,平成15年4月25日(金)-26日(土),ソウルのロッテホテルにおいて,第1回韓・日共同学術大会が開催されました.
韓国補綴学会員の参加数は1300名以上で会場は熱気に溢れていました.会員一般発表の他,2日間で5つのシンポジウム(I Biologic Preparation, II Overdenture, III Problem Solving in Implant, IV Sports Dentistry, V Recent Development in Prosthodontics)が企画され,いずれも臨床に直接関係のあるテーマで臨床症例が多く提示されていたのが印象的でした.本学会からは大山喬史学会長が特別講演講師として,"Sports Dentistry in Japan"と題して講演が行われました.またシンポジウムⅣでは前田芳信先生(大阪大学)がシンポジストとして講演されました.Oral Presentaionでは6題,Poster Presentaionでは18題の発表が行われました.以下は発表者です.

【口演発表:6題】
・浜野英也ほか(東京医科歯科大学)

・尾口仁志ほか(鶴見大学)

・佐藤正樹ほか(大阪歯科大学)
・山田純子ほか(大阪大学)
・中島美穂子ほか(九州大学)
・築山能大ほか(九州大学)

【ポスター発表:18題】
・鈴木浩樹ほか(東京歯科大学)
・ゴ・ソンミンほか(東京歯科大学)
・五味治徳ほか(日本歯科大学)
・笛木賢治ほか(東京医科歯科大学)
・中 信二ほか(東京医科歯科大学)
・鈴木恭典ほか(鶴見大学)
・天野優一郎ほか(愛知学院大学)
・宮前 真ほか(愛知学院大学)
・石垣尚一ほか(大阪大学)
・森重恵美子ほか(大阪大学)
・大封幸太ほか(大阪大学)
・三浦治郎ほか(大阪大学)
・山口奈穂子ほか(大阪大学)
・久保隆靖ほか(広島大学)
・石川輝明ほか(徳島大学)
・古谷野 潔ほか(九州大学)
・鮎川保則ほか(九州大学)
・徳久雅弘ほか(九州大学)

クルージング
学会参加者に対し,25日のイブニングセッションとして,1km幅の漢江でのクルージングが企画されており,250名の定員オーバーの希望で,人数制限をやむなく行ったと,盛況に大会関係者は満足の様子でした.
船上では各大学からの選抜隠し芸・カラオケ大会でのアイデアの素晴らしさ,その熱気とパワーは,韓国の補綴学会の秘めたるパワーを感じました.


大山会長とKAP会長

レセプション受付

ポスター会場