号外(No.3) 


               Letter for Members

日本補綴歯科学会

Japan Prosthodontic Society

http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jpds/

    発行人 田中久敏      編集 広報委員会
    事務局 〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9(財)口腔保健協会 
          TEL 03-3947-8891 FAX 03-3947-8341

                                         

wpe2.jpg (25115 バイト)

 

1.学術大会などの開催についてのお知らせ

 (1)「第105回大会」は,2001年6月1・2日(金・土)に,東京・日本青年会館において,小林喜平教授(日本大松戸歯学部)を大会長として開催されます.

 (2)「第4回認定医研修会」は,2001年6月3日(日)に,「第105回大会」に引き続き,東京・日本青年会館において開催されます.なお,実施内容については,認定審議会(細井紀雄委員長)が中心となって検討することになっています.

 (3)「第106回大会」は,2001年10月26・27日(金・土)に,盛岡・盛岡市民文化ホール「マリオス」において,石橋寛二教授(岩手医大歯学部)を大会長として開催されます.

F  「Letter for Members No.3」にも記載しましたように,「第105回大会」および「第106回大会」が“学際的視野に立った学術大会”として,“健康科学としての歯科補綴学の確立”に対して有効な学術大会になることを切望します.

2.「第104回大会」開催時に表彰される方々

(1)第103回学術大会課題口演コンペティション

  安部 晋 先生(徳島大・歯・補綴U)
  岡安一郎 先生(新潟大・歯・補綴T)
  佐藤裕二 先生(広島大・歯・補綴T)

(2)JPD Hickey Award

  田上直美 先生(長崎大・歯・補綴T)
  鈴木恭典 先生(鶴見大・歯・補綴T)

F  おめでとうございます.これからの益々のご活躍を期待いたします!

3.「国家試験ワーキンググループ」からの答申

 過日実施したアンケート調査がまとまり,その結果が会長に答申されました.「第104回大会」開催時の評議員会および総会では,会長からその報告がなされることになっています.  

……………………………………………………

き…り…と…り…せ…ん………………………………………………

 学会・広報委員会へのご意見・ご要望をお寄せ下さい 

広報委員会

(点線で切り取り,広報委員会宛メールボックスへご投函下さい)

ご意見・ご要望:

 


                                         

F  ご存じのとおり,今春実施された「第93回歯科医師国家試験」では,特に補綴関連の臨床実地問題において,出題の偏り(いわゆる顎関節症に関する問題が多かったこと)や,未だ歯科補綴学では解決されていない事柄についての出題など,幾つかの問題点が指摘されています.国家試験は歯学部卒前教育の一つの大きな指標であり,教育レベルの維持と向上を図り,口腔疾患の予防と健康の維持・増進に寄与できる人材の養成には不可欠です.今後の歯科補綴学教育にとって有効な示唆が得られることと思われます.

4.本学会新入会員手続きの変更について

 従来から,本学会への入会手続きには,「評議員1名を必ず含み,計2名の推薦者」が必要でした.しかし,このたび,時代に即応した会員の獲得を目的としてこの条項を削除し,推薦者を不要とすることが決定されました.なお,この実施は来年度からになる予定です.

F  こうした対応は本学会のFoot work の良さの証です.さらに,「開かれた学会」となりました.

5. 次々期会長候補次期副会長選挙方法の検討について

 過日,次々期会長候補次期副会長の選挙が実施されましたが,「第1回投票時の2名連記」など,幾つかの問題点が浮上したことから,現行の選挙制度を検討するための「会長選挙制度改善ワーキンググループ」を立ち上げることになりました.

F  本選挙方法は,細則第3条に規定されているとおり,平成7年10月27日より施行されており,これまでに5名(藍,小林,田中,川添,大山の各先生)が「次々期会長候補次期副会長」として選出されております.実施開始から5年が経過しましたが,見直しの時期としては適切と思われます.改革には見直しが不可欠です.

6. 本学会の法人化について

 小林前会長の時からの懸案事項であった本学会の法人化に関して,理事会ではワーキンググループの立ち上げを決定しました.今後,メリット,デメリットの洗いだしをはじめとして,経費などについて調査し,早期の法人化を目指して検討していく予定です.

F  「法人」とは,「法律上人格を認められ、法律行為を有効になし、権利・義務の主体となりうる資格を与えられたもの」と定義されています.法人化によって,本学会は権利能力をもっての社会的活動が可能となり,さらなる発展が期待できます.当然のことですが,義務も生じます.大仕事になりそうです.会員全員で支援しましょう.

7.広報委員会より

 (1) 「Letter for Members No.3(2000.9.20 発行)」の「学際的視野に立つ日本補綴歯科学会を目指す」の記事中に,「臨時会員制度」との記載がありましたが,本制度は会則に定められているものではないため,「日本補綴歯科学会における非会員の研究発表に関する申し合わせ」と修正させて戴きます.

 (2) 本学会ホームページに,「日本補綴歯科学会のあゆみ(文責 田中久敏会長)」を掲載しました.約70年にわたる本学会の歴史を振り返ってみることも本学会の今後を考える良い機会となるでしょう.また,本学会に対するご意見などをメールにてお寄せください.本学会を「会員の,会員による,会員のための学会」とするために,皆様のご協力をお願いします.

wpe3.jpg (15583 バイト)


大阪グルメガイド」

 大阪といえば、「食い倒れ」の街.11月は,食欲の秋.ちょうど,「食都大阪2000-味の競演-」というイベントが市内各所で催されています.いくつかを紹介しますと,「北新地グルメ&ナイト」:キタをのぞいてみたい,遊んでみたい旅行者も安心(要予約06-6345-0006)。「ホテル、2000円で味の競演」:2000円札を持って,市内のホテルでシェフお勧め料理.会場隣のリーガロイヤルホテルでも堪能.「Bunbu物語」:インドネシア独特の香辛料(ブンブー)を使用した料理(要予約06-4705-0233).そのほか「おいしいイベント」に,大阪のあちこちで出会えることでしょう。詳しいリーフレットを、学会期間中にお配りします.

 大阪くさい(らしい)繁華街をお望みならば,「キタ」より「ミナミ」をお勧めします.ミナミの「黒門市場」,「道頓堀」,「法善寺横町」,「なんば千日前」では,食い倒れを象徴する店が所狭しと軒を連ねています.安く,うまく,腹一杯になって,しかも注文してから早く食べられる店でないと,客は集まりません.

 繁盛している店では,大阪弁の「ボケ」と「ツッコミ」がうずまいています.大阪人は“2人寄れば漫才師のような会話をしている”と,よく言われます.店の主人と客,客と客が,お互いに,笑わせながら笑いながら食べる,これが大阪風の食事マナーです.「ミナミ」で,笑って食って,倒れてください.

                                  (文責:生粋の大阪人 M.T.)