この度，令和3年度より２年間，（公社）日本補綴歯科学会東海支部の支部長を拝命いたしました松本歯科大学樋口大輔です．謹んでご挨拶申し上げます．
まず始めに東海支部の運営について様々なご示唆を頂いた石神前支部長に御礼申し上げます．当支部は６県すなわち愛知県（愛知学院大学），三重県，静岡県，長野県（松本歯科大学），富山県と岐阜県（朝日大学）にご在住の会員634名（令和３年９月現在）の先生方によって構成されています．東北北海道支部には及びませんが，東海支部間の移動距離も長いこと，そしてコロナの影響にて支部役員会や代議員会もオンライン開催となっております．さらに令和３年度東海支部学術大会は一般演題の質疑応答をリアルタイムで行うなど臨場感を担保しながら，日本補綴歯科学会では初めての試みとして専門医ケースプレゼンテーションおよび市民フォーラムまで含めた完全オンラインを計画致しました．本来，学術大会とは日々の研究，臨床の発表の場としてだけでなく先生方と一同に介し，交流を深めるのが本来の姿であると考えておりますが，医療関係者である先生方には現在のコロナ禍を鑑み，オンライン開催の方針についてご理解，ご協力を頂ければと存じます．一方，オンラインによる会議等は移動時間もなく，経費も削減できるなどメリットがあることも分かってきました．今後，コロナが収束した後もオンサイトとオンラインを使い分けるライフスタイルが定着すると思います．これから２年間，先生方のご支援を頂ければ幸いです．どうぞよろしくお願い致します.