平成２９年７月から九州支部の支部長を拝命した鹿児島大学の西村です。
平成２９年度は８月２７日に鹿児島大学の郡元キャンパスで学術大会を開催いたします。今年度の学術大会では補綴の原点に返り、昨年度に福岡歯科大学を定年退官された佐藤先生に特別講演をお願いしております。そして欠損回復が体の栄養にどのように関わるのかについて武内博朗先生に教育講演をお願いしています。もちろん会員の皆様の口演・ポスター発表も予定しております。そして同日開催される生涯学習公開セミナーでも歯科の装置について再考する講演を企画しております。さらに同日には市民フォーラムとして「健康長寿社会における歯と全身の健康」について鹿児島大学の南教授に御講演を頂きます。多くの市民の皆さんのご参加をお待ちしております。

本支部は九州の５大学（九州歯科大学，九州大学，福岡歯科大学，長崎大学，鹿児島大学）を中心に，地域の臨床医の先生方とともに，補綴歯科治療の向上に寄与すべく活動しております。また、2年に一度の九州支部単独での学会開催時には，ソフトボールなどの球技大会を併催するなど，学会行事に合わせて会員同士の交流を深めています。支部長の任期は２年ですが、その間大学と地域の臨床医を結ぶ支部活動によって九州地域の歯科補綴に関する医療と研究が発展していくことを願っています。どうか多方面からのご支援をよろしくお願い申し上げます。